やっぱりイギリスが好きな女

大学院留学/国際恋愛/イギリス/ロンドン/ミニマリズム

【大学院留学】大学院留学前に必須|プリセッショナルコースとは

PSE_coursemate

プリセッショナルコースでできた友達

プリセッショナルコース! 

結論から言いますと!!

本当におすすめします!!!

 

たとえIELTSの点数が条件に達していても!

 

タイトルに必須と書いちゃいましたが
IELTSの点数が条件に達していれば不要ですが
本当に有益で受講する価値は大いにあるコースです。

 

 

 

プリセッショナルコースとは

大学によってはFoundation Courseかなんかそんな感じで呼んでいるところもあるのかもしれませんが

(私の大学だとFoundation Courseは学部に入る前の人が1年くらい、プリセッショナルコースよりも長く勉強しているイメージ。)

プリセッショナルコースで勉強する人は基本的に

IELTSが大学院の入学の条件に達していなかった人たちが受けるものです。

 

期間は

例えば、大学院に入るために必要なスコアが6.5なら

6.0の人は5週間

5.5の人は10週間

5.0の人は15週間

というように点数が低い人ほど長い期間受ける必要があります。

 

内容はAcademic Englishです。4技能別に授業がありました。

 

コースの終わりに

テストがあり

それに合格すればunconditional offerが出て

大学院に入学できます。

不合格なら強制帰国です、本当に。

 

私は5週間でいいところを、
なぜか「え?5週間じゃ大学院でやっていけるスキルを身に着けられる気がしない」と言って10週間にしてくれと大学にお願いして10週間コースを受講しました。
最初の5週間と次の5週間は内容?はほとんど同じなので、
「わかってるよ~」という気分にも時々なりましたが
耳にタコができるくらいまでやったので大学院での課題は楽々でした。

 

何人が多い?

後からわかった話ですが

プリセッショナルコース全体15週間を通して

初めの5週間(すなわちIELTS 5.0の人たち)
中国人女、サウジ男

次の5週間(すなわちIELTS 5.5の人たち)
→+中国人男女、サウジ女、日本人一人←私

さらに次の5週間(すなわちIELTS 6.0の人たち)
→+中国人数人、サウジ数人、その他南米やヨーロッパ、日本人数人

といったように人が増えていったようです。

 

つまりこれで大体、国またはエリア別に英語の能力がわかりました。

もちろん個人差はありますが。

 

私は初めイギリスに来たのに中国人とサウジの中に紛れて

イギリスにいる気分がしなかったです。

ほぼ中国人として生きていました。

uni tour

中国人に交じって日本人1人で参加した大学のツアー

 

 

プリセッショナルコースにおいて勉強内容と学ぶ価値

上にも少し書きましたが

4技能別にAcademic Englishを勉強します。

 

文法や語彙というよりもエッセイプレゼンテーションにフォーカスしていました。

PSE_class

ある日の授業前の風景

 

もちろん日本で大学生が勉強しているのは一般的にアカデミックなものだとは思いますがエッセイの書き方などは全然違うと思うので
これが私がプリセッショナルコースを受ける価値があると考える理由です!!

 

もしかしたら日本の大学できちんとしたエッセイや卒論の書き方を学んだ人には不要なのかもしれませんが
私はそういったものは一切習わなかったので完全に無知でした。

今思えば、日本の大学の学部を
よくあんなエッセイで単位をもらえ、
よくあんな卒論で卒業できたな、と思います。
全部赤ペンで修正されましたけど。

 

プリセッショナルコースでは耳にタコができるほど盗作については口を酸っぱくして言われ、
エッセイの基本的な構成についても、もう聞き飽きるほど聞きました。

 

あとはアカデミックなプレゼンテーションのスキルもさんざん習いました。
実践もたくさんしたので、人前で話すのが苦手な私でもだいぶ慣れました。

 

こういった内容が語学学校とは100%違う点です。

 

そしてここで学んだことはすべて大学院が始まってからのコースワーク(エッセイ、すなわち評価材)で役にたちました。

アカデミッフィールドではいわゆる基本的なことなので、
教授陣が教えてくれることは絶対にありません。

だからこそ私も日本では習わなかったのだなと今になって思います。

(日本の大学にもWriting Centreみたいなのが図書館にあったから行っておけばよかったなと後悔。)

 

大学院でのコースメイトの中にはエッセイで盗作をしてしまったことで
評価に関する大学の委員会(?)みたいなところに議題にかけられて、
大変な状況になっている人がいます。

ちなみに彼はプリセッショナルコースを受けていませんでした。

 

私ももしIELTSの点数が条件に達していたらコースを受けていなかったと思います。
でもそれだと盗作の罪の重さをそこまで深刻に考えていなかったと思います。

そして彼のような状況になっていたら…と想像すると…恐ろしすぎます。

 

プリセッショナルコース まとめ

私のサウジの友人もIELTSの点数的にはプリセッショナルコースは必要なかったけど
環境に慣れるために受けたそうです。

 

私は10週間はちょっと長すぎたなあとは思いましたが
最後の3週間くらいはテスト勉強でいっぱいになるので
10週間あれば余裕をもって過ごせます。
すごく仲の良い友達もでき
遊びも勉強も楽しめ
大学院で使える基本的なスキルも身につけることができ
結果的には良かったと思います。

 

ちなみにプリセッショナルコースでできた友達とは
大学院での専攻は違うけれど
卒業後も時々会ったり連絡とったりして
とっても大事な友人になっています。

また私は英語教育を専攻していたので、
大学院のプロジェクトでFoundaion Courseの学生を対象に
自分たちで作った英語のテストを実施した際、
プリセッショナルコースでお世話になった先生たち(Foundation Courseも担当している)に久しぶりに会えて「リユニオンみたいだね~」と懐かしくなったこともあります。

 

どんな理由であれプリセッショナルコースは
大学院にいくなら、
そしてあまりエッセイの書き方、プレゼンテーションスキルに自信がないなら
受けることをおすすめします!

 

 

質問がある方はコメント頂ければ幸いです。