やっぱりイギリスが好きな女

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【YMS】就職活動|人事目線で振り返る

元 人事(採用担当)の私のイギリスでの就職活動の記録です。

 

前職ではIT企業で働いており、
採用担当として
約20社ほどのエージェント(紹介会社)と取引したり
10サイトほどナビ媒体や運用型の媒体を使って
新卒・中途・パート・アルバイト・派遣
会社のすべてのポジションの採用を1人でやっておりました。

 

会社の中で2番目に忙しい人間だったのではないかと自負しており、
酷い時は連日9時から21時まで、
昼休みを取る時間もなく
働いておりました。

そんな毎日バタバタだけど1人ぼっち(?)の
仕事は結構好きでした・・・。
(人事部とかいう部署はなく
ただ一人の採用担当というポジションでした。)

 

私の話は置いておいて…
元 人事視点の
イギリスでの就活の記録です。

 

リクルート業界出身の
あんちゃんさん(あんちゃん@YMS2019|note)の
noteには面接に向けての細かいアドバイスがあるので
こちらも必読です。

note.com

 

 

私のスペック

偉そうに就活について語る前に、
私のスペックについてです。

 

まず、性格は

  • シャイ
  • HSP気質 HSS型

私は就職活動とか面接とか
いわゆる自分の売り込みは超苦手な人間です。

「営業職向いてそうですけどね」とも言われますが
(エージェントは案件紹介のために言っていただけかも)
本当は毎日色々な人と話したり訪問したりするのは
精神的にかなり疲れます。

なのに前職では営業職も10か月ほど
経験しました。

どうやって営業職の日々を
乗り越えていたのでしょう…。

最後にはちょっと鬱になりかけてました。

 

面接が苦手なうえに
面接のポイントを理解できていなかったので
新卒で就活した時は50社くらい落ちました。
最終的に内定をもらったのは3社で
前職の会社も含め
「誰でもいいから人が欲しい」的な会社だったと思います。

 

余談ですが、
自分のよくわからない矛盾した性格が
HSPなんだと名前を付けられると
モヤっとしたものがなくなって
自分の性格を受け入れられる・
客観的に捉えることができるように
なりました。

特に、営業職で病みかけていた時は
HSPの気質がかなり強く出ていると
自分で感じていましたが
そのように客観的に捉えることができるだけでも
なんだか落ち着けて考えられるような
気がしていました。

そしてイギリスでの転職活動の時は
HSPの私に向いている仕事をしようと思って
仕事探しをしていました。
 

そして、一応、
学歴はこんな感じです:

  • 日本の田舎の市内ではNo.1、
    県内ではNo.5くらいの中高一貫校卒業
    中学受験をしています
  • 日本の田舎の旧帝大に満たないレベルの大学卒業
    (偏差値調べたら57でした…ひ、低い…!)
  • イギリスの大学院卒業
  • 文系(英語系)専攻

学歴はそれなりにあるのだが、
それ以外は何もない
中途半端なレベルの人間です。

 

職歴はこんな感じです:

  • 新卒入社で1年半勤務。
  • IT系の会社(BtoB)
  • 色々あって結果的に4ポジション経験
  • 営業・新規開拓(テレアポメイン)
  • 営業・カスタマーサポート(既存営業)
  • エンジニア(メンテナンスメイン)
  • 人事(採用担当)

 

イギリスで働くために必要なもの

  • やる気
  • 英語力
    (日系の会社だとしても使うので
    全く話せないのはキツいかも?
    面接でも1回は使う)
  • 経験
    (もっとも大事だと思います!
    なくても採用してもらえる場合もありますが
    あるとめちゃくちゃ強いです!)
  • VISAの残り日数
    (やっぱりYMSは2年で終わるVISAなので
    永住組には劣る。
    YMSの中でも残り期間が長いほうが重宝される。)
  • イギリスの電話番号

 

いらないもの

あったに越したことはないかもしれませんがあまり影響を感じなかったもの

  • 学歴
    (イギリスの大学院を出ていますが
    その専門とは無関係の仕事をしているので
    大学院に行った意味はあったのか疑問を感じています。
    大学院行って英語力がついただけ、みたいな気がします。)
  • プライド
  • ネガティブな気持ち
  • 他人と比較すること

 

応募方法

基本的に、就職活動の際の応募方法は
日本でもイギリスでも変わらず以下の4つでしょう。

  • エージェント(紹介会社)経由で応募する
  • 企業のコーポレートサイトから直接応募する
  • MixBに掲載されている求人に応募する
    (エージェントかその会社が求人を掲載しているので
    結局エージェント経由の応募や直接応募と同じ)
  • ナビ媒体(日本で言えばリ〇ナビ、マ〇ナビみたいなもの)を
    経由して応募する
  • 友人などの紹介(リファレンス)で応募する

裏話

裏話というほどでもないですが、
事情をわかっていたほうが就職活動はしやすいです。

 

お金の話です。

 

企業側の都合で考えると
採用単価は安いほうが嬉しいです。
(あまりお金をかけずに、優秀な人を雇いたい!)

 

一方、
エージェント(紹介会社)の都合で考えると
採用単価の高い人材を企業に採用してもらって
より高い成果報酬を得たいと考えます。

 

採用単価が低い順番は

  1. 企業のコーポレートサイトから直接応募する(0円)
  2. 友人などの紹介(リファレンス)で応募する(0円)
  3. ナビ媒体(日本で言えばリ〇ナビ、マ〇ナビみたいなもの)を
    経由して応募する(約40万円~・掲載期間によって変動)
  4. エージェント(紹介会社)経由で応募する(約40万円~)

です。

 

また、紹介会社を経由して応募する場合、
求人のレベル感にもよって変動します。

マネージャークラスレベルと未経験レベルであれば
マネージャークラスの求人のほうが採用単価は高いです。

2~3倍違うイメージですね。

 

YMSの人の採用単価は
恐らく40万~60万円くらいなのではないかな~という予想です。

私が採用担当だったらYMSで応募してきた未経験の人かつ2年で帰国する人
に成果報酬として40万円支払うのはな~と思うかもしれません。

直接応募してきてくれたほうが
まだ採用してみようかなという気持ちになります。

 

私がエージェント(紹介会社)のコンサルタントだったら
YMSの人よりは永住組や日本にいるマネージャークラスの人
の採用を決めようと躍起になるかもしれません。
だってそっちのほうが自分の営業成績がよくなるんだもん。

 

私の就職活動の方針

企業側の事情云々ありますが
求職者としては知ったことではないので
私は一番やりやすそうなエージェント(紹介会社)経由メイン
就職活動をします。

同時にナビ媒体もチェックして良さそうなのには応募します。

MixBも毎日チェックしていました。

友人からの紹介は0に等しいので期待はしない。

企業のHPから応募するのはちょっと心理的ハードルが高いし
あまり求人をHPに掲載している会社はないイメージ?

 

エージェント(紹介会社)

私がコンタクトを取っていた
エージェントさん一覧です。

結局どこも持っている求人は同じなので
対応がいい会社・担当者で絞って
進めるほうがよいと思います。

同時並行で使うのがオススメです。

People First

私の担当の方の返信がいつも早くて信頼できました。

求人ごとに別の担当者が連絡してくるのではなく、
専属の担当者がいつも連絡してくれるのが良いなと思いました。

 

JAC Recruitment

担当者は色々で、
求人によって連絡してくる人が違いました。

対応は比較的早いイメージです。

大手なので求人の数も若干多いのかな?と思いました。

 

Centre People

求人によって担当者が異なるらしいです。

返信はまあ早いです。

新規案件が出た時の連絡がいつも一番早くて
営業へのやる気に満ち満ちていらっしゃるのかもしれない
といういい印象があります。

 

Access Appointment

人は良いのですが
対応が遅く、
初回面談に日程調整に対して返信しても
その返信がなかったので
催促したら失念しておりましたと言われ
やっと日程調整ができました。

初回面談では
今はあまり紹介できる求人がないので
翌月や翌々月に出てくる案件があるから
それを紹介しますねと言われたが
結局連絡が来ることはなかったです。

 

偏見かもしれませんがイギリスで働いている
日本人のおばさんたちは
エージェントの担当者に限らず
結構、ば~~~って話す人が多い気がしました。

ちょっとうるさくて電話の後耳が痛くなる(笑)

でも海外で長く働くには
そのくらいのエネルギーが必要なのかもしれませんね。

 

紹介会社をうまく使うコツ

「自分は就職活動に本気ですよ」
ということをアピールしていく必要があると思います。

紹介会社さんも商売なので
動きが遅い求職者とかなかなか連絡つかない求職者とか
(正直なところ)スペックが低い求職者とか
あんまり案件を紹介するモチベーションが上がらないと思います。

紹介して採用されてお金もらってなんぼなんで。

 

なので、私は

  • メールは遅くとも24時間以内に返信する(退職後は1時間以内に返信)
  • 電話は必ず出る
  • 初回面談の時にゴリゴリ質問する
  • フィードバックのない不採用連絡には
    フィードバックを求める

を注意してました。

 

フィードバックくれないと紹介会社使う意味ないやん~
と思ってゴリゴリ聞いていましたが、
企業によってはフィードバックをくれない採用担当がいるので
その際は仕方がありません。

私自身も初めはそういう採用担当だったので。
(例えば社長が面接した後、
私には「不採用」ということだけ

伝えられて特に理由は教えてくれない。
→聞くのもなんだかなと思うし社長とできるだけ話したくないから聞かない。
→でもエージェントはフィードバックを求める。
→困ったなという状況になる。)

就職活動のタイムスケジュール

私の以下の当初の計画は理想として
終わりました。

5月:内定ありor最終面接を控えて渡英
2月~4月:日本から就活

 

日本にいるうちに上記のエージェントと面談をしましたが
日本にいる間に選考を進めるのは
実際のところ難しい印象を受けました。

よっぽど専門的なスキルがあるとかでない限り
難しいかもしれません。

企業側としても
入社日が数か月後の候補者は
あまり歓迎できないので
面接は直前にならないとできないんだと思います。

 

私は単純に怠惰でしたし
仕事しながら転職活動はできなかったので
退職後(渡英直前)に試しにいくつか応募しました。
書類選考くらいならやってくれると思います。

 

でもやっぱり本格的に動けるのは
イギリスの住所と電話番号を取得してからになります。

なので、隔離期間は絶好の就活時期です。

隔離1日目には電話番号を取得しておき、
CVに記載しましょう。

 

私の実際のスケジュールはこちら:

10月:エージェント数社と初回面談

2月:CV作成に着手

4月:CV完成

5月(渡英前):試しに応募

5月(隔離期間):CVに電話番号を記載・エージェントと再度面談・本格的に応募開始・2社オンラインで面接

6・7月(隔離明け):引き続き週1,2のペースで面接

7月中:内定獲得・仕事開始!

 

CVの作成

CVの書き方を説明すると長くなってしまうのですが・・・。
正直言って一番大事です。

なかなか通らない書類選考を通過するための唯一の手段なので。

端的にポイントを言うと
パッと見てわかりやすいものが大事
だと思います。

 

私が人事だった時は
履歴書・職務経歴書はパッとしか見ていなかったです。

まず資格経験年数経験した職種をパッと確認して
基準と合っていたら職務経歴書で関係する箇所を読む、
基準と合っていなかったら即不採用
という流れになっていました。

書類選考で落ちるのは
応募するポジションの基準に合っていない
ということが往々にあるので
書類選考が通らずに困っている人は
応募企業先の書類選考の基準を予想して
応募してみるといいかもしれません。

私も途中、駒がなくなって、行き詰った時に
関連業界の関連する職種に何社か応募したら
すべて面接までいくことができました。

 

カバーレターの作成

そもそもカバーレターっているの?と思っていました。

 

結論、
エージェント経由の場合はカバーレターなしで応募していました。

「カバーレターあり」は採用担当の目を引きそうですが
私は数とスピード重視してたくさん応募していたので
カバーレターを30社分くらい作成するのは
現実的ではないと思いました。

 

応募社数が少ない人、
専門的なポジションに応募する人は
エージェント経由の場合でも
カバーレターを作成するといいかもしれません。

 

エージェントを経由しない直接応募の場合も
私が応募した求人は
「英文CVをお送りください」
の記載しかなかったので
英文CVのみ添付してメールしました。

(時々カバーレターとCVを送るように書いてある求人もあるので
その際は当然ながらカバーレターは必須です。)


ただ、CVを添付する際に、
メールの本文に
日本語で簡単にカバーレターに書くような

  • 何を見て応募したのか、
  • なぜ応募したのか、
  • なぜ自分がそのポジションに相応しいのか

などを書いて送りました。

 

求人に応募

正直いつどこに何経由で応募したのか忘れるので
Excelで表を使って管理していました。

面接まで進んだ会社は
単独のシートを作成し
質問表の回答を編集したり
逆質問をメモしたりしていました。

新卒で就活していた時は
どこに応募したのか手書きで管理していたり
面接の振り返りこそiphoneのメモに書いていましたが
本当にダメダメだったなと思います。

 

後述しておりますが
私はかなり書類選考で落ちたので
たくさん応募することをお勧めします。

あまり絞りすぎない方がいいです。

 

書類選考

私はかなり落ちました。

たぶん私が応募した求人というのは
YMSビザの人も応募できるが
仮に永住権がある人が応募していたら
そちらが選ばれるのはないかと思います。

なのでたくさん落ちるのを見越して
たくさん応募するのがいいと思います。

私は28社応募して
面接を受けたのが5社でした。
そのうち1社から内定をもらいました。(汗)

書類選考の通過率は2割を下回るという現実・・・。

内定複数もらっているYMSの人も
何人か見かけるので
やっぱり面接の得意不得意あるのではないかと
思います。

そしてそれが人生を決めるというね。

面接に関する本で面接が得意な人のほうが
人生うまくいくというのを読んで
学歴より面接上手いのが大事なんじゃないかなと
思いました。

 

 面接準備

私は、よく聞かれる質問リストを作成し
回答を日本語と英語で用意しました。

基本的にほぼ使い回しました。

就活の軸を決めていれば
ほぼ使いまわしで
あとは「なぜその会社がいいか?」だけ
直前に考えれば大丈夫そうです。

Job Descriptionと呼ばれる求人票も
事前にしっかり読み込んで
業務内容の理解をしましょう。

 

気になる言語は?英語使うの?

実際面接を受けてみて、
英語を1回も使わない面接はなかったです。

ただ、どれくらい英語を使う面接なのかは
企業によってまちまちでした。

 

面接で英語を使う頻度が少なかった順に書くと、

  • 英語で自己紹介のみをするように言われる会社
    (面接官:日本人)
  • 英語でよくある質問を3つくらいしてくる会社
    (面接官:日本人がメインで
    英語チェックのために途中でネイティブスピーカーに交代)
  • 最初から最後まですべて英語で、
    よくある質問だけではなく
    予想外の質問も含め5つ以上質問してくる会社

    逆質問も英語でしないといけない会社
    (面接官:日本人とネイティブスピーカー複数名)

でした。

基本的に日本人1人が面接官の場合は
日本語で実施され、
よくある質問をいくつか英語で聞かれる程度だと思います。

ただ、日本人+イギリス人など
1人でも日本語話者ではない人が面接官として参加すると
すべて英語となります。
(ここはイギリスなんだから当然と言えば当然)

 

日系だから英語面接は少しだけ~、とか
英系だから全部英語面接~、とか
そういうことではなかったです。

 

正直、厳しいことを申し上げますが
英語で話すのが超苦手な人、
英語力0で渡英した人には
オールイングリッシュ面接は
ハードルが高いような気がしますが
パッションが伝われば
採用となる可能性もあるので
結局は企業も英語力云々よりやる気のある人を
求めていると思います。
(とはいえ業務に支障をきたす英語力だと
仕事にならないので英語は大事です。)

 

英語が苦手な方へ・・・

私が大学院で勉強する前に受けていた
プリセッショナルコースという
大学院で勉強するには英語力が不足している人のための
アカデミック語学コースで出会った友人の中で
スピーキングにおいて尊敬できる人たちの
お言葉をご査収ください:

  • 下手でも自信をもって話す!
  • 大きな声で話す!
  • たくさん話す!

 

これらをモットーとして英語を話していた友人らは
中国人、コロンビア人、ギリシャ人で
みんなノン・ネイティブスピーカーですが
クラスの中でもバリバリ発言していて
すごくかっこよかったです。

大学院では英語教育が専門だったので
ついつい長々と書いてしまいました、すみません。

 

面接の服装

私は渡英後、すぐに就活すると決めていたので
スーツケースの中に以下の就活グッズを入れてきました。

  • スーツ
    (ネイビーの薄いチェック柄・新卒で入社した時に親に買ってもらった)
  • 黒いパンプス
    (営業時代に履いていたOriental Trafficの靴)
  • 黒いバッグ
    (A4が入るがオシャレバッグ・日本での通勤バッグ)

f:id:KariinUK:20210714074843j:image

スーツの時に着る白いトップスは
ちょうど日本で着ていたものが
古くなっていたので捨ててきて、
イギリスで購入しました。
TKMaxで超お得に買えました(笑)

 

もちろん一式イギリスで揃えることはできますが
就活前にお店を回るのは体力的にも金銭的にも
疲れるので私は日本から自分の体に合うものを
持ってくるのが良いのではないかと思います。

 

持ち物

文房具系はイギリスはどれも
低クオリティ・高価格で
買うと悲しくなるので
日本から持ってくることをお勧めします。

  • ノート
    (私はA5が好きなのでA5です)
  • 履歴書のコピー
    (使うことはないですが念の為)
  • 筆記用具
  • クリアファイル
  • 名刺入れ
    (私は持ってくるのを忘れてしまって困りました。
    意外と名刺交換する場面があります。)

 

ノートはイギリスでも希望するものが手に入りましたが
クリアファイルはイギリスのものは微妙なので
無地のものを日本から持ってきた方がベター。

 

 

いざ面接

色々な面接方法がありました:

電話面接

1社だけ電話面接をした企業がありました。

やはり英語+電話というのは

  • 相手の顔や口の動きが見えない
  • ジェスチャーなどは使えない
    (そもそも面接において
    ジェスチャーでコミュニケーションはしないが)
  • 音声がはっきりしない

ということで
なんならオンライン面接より
難しいなと思います。

オンライン面接よりいい点は
メモを読みながら話せる点です◎

基本の質問しかされなかったので
事前に用意していたメモをがっつり読んで
(ただし不自然にならない読み方で)
無事回答でき、面接通過できました。

オンライン面接

コロナの影響か
コロナのおかげと言ってもいいかもしれませんが
企業もオンラインミーティングが普通になりつつあるので
オンライン面接も普通になってきました。

メモについて

オンライン面接は電話面接と違い
メモを読みながら回答することができないので
回答を暗記する必要があります。

 

会社概要や業務内容についての説明がある場合は
メモを取ります。
また、事前に考えておいた逆質問をする際も
私はチラッとメモを見ていました。

 

早めの着席を

オンライン面接は移動はしなくてよいものの
15分前など早めに着席して
該当の入室用のURLを確認しておくべきです。

特にZoomやTeamsに慣れていない人は
早めにURLにアクセスしたほうがいいです。

私は待ちきれない人事だったので
10分待っても求職者が入室してこずに
面接を中止したら
その後エージェントから連絡が来て
「機械トラブルで時間がかかってしまった、
もう一度チャンスをください」と言われたことがあります。
もう一度日程調整をして面接をしましたが
印象はだだ下がりですし
Zoomも使えないやつなんていらねぇよと思われます。

服装・カメラ・マイクチェック

私は
上はスーツ、
下は黒いスキニーパンツ
履いていました(笑)
さすがにパジャマはやめたほうがいいです。

 

念の為、机の上に水を用意しておいて
カメラの位置
明るさをチェック(イギリスの家は大抵暗いので)、
背景はできるだけ壁などまっさらなもの(お互いに気が散らないように)
がいいと思います。

私は部屋の電気+窓の位置も考え
自分の顔に影ができない位置、
かつ、背景が白の壁のみが映る位置に
机を移動して面接を受けていました。

過去に人事としてオンライン面接していた際に、
後ろに小学生みたいな日本地図が貼ってある部屋の人がいてどうしても気が散りました(笑)
あとはやっぱり実家感があると実家かな?とか
頑張って個室を作り出すために布で覆われた空間にいる人もいたり
一番片付いていると思われるワンルームアパートの廊下に座っている人がいたり
オンライン壁紙?を使っているけど変な宇宙とか景色だったり
面接官も人間なので気が散ります。

 

また、イヤホンを使ったほうが
印象がいいような気がします。
フラットメイトが騒いだり掃除しだしたり洗濯機使い始めても安心です(?)
充電切れなどが怖いので私はBluetoothではなく
有線のものを使っていました。

フラットメイトには事前に
「○時~面接だから静かにしてね」と
一声かけておくとさらに安心です。

話し方

オンラインでの話し方にはコツがあるように感じます。

ちょっと慣れも必要な気もしますが
簡単に言えば、

  • ゆっくり
  • はっきり

です。

あとは目線は画面ではなくカメラ
これは緊張も和らぐのでお勧めです。

あとは笑顔
私はついつい話しながら
画面で相手の顔よりも
自分の顔を見てしまいますが
普段、私は結構表情が固いことが多いので
オンラインだと笑顔で話せているかチェックしながら
話すことができています。

 

対面面接

最終面接でやっと、
来社して対面面接というパターンが多いです。

交通費や時間がかかるので
有難いなと思います。

前職はオンライン面接が嫌いな面接官(上司)が多く
無駄に求職者を来社させてしまっていたので
本当に納得がいきませんでした。

ロンドンの交通機関はあてにならないので
2倍くらい時間がかかるとみておいて
移動すると安心です。
(平日は基本的に大丈夫かとは思いますが
先日Green Park Stationで殺傷事件があり
駅が封鎖されたりしていたので
そういう状況も加味して行動しましょう。)

また事前にTflのウェブサイト
自分が使うTubeの路線が運休していないかなど
交通状況のチェックをすることをお勧めします。

 

選考結果

Sorry you were not shortlisted
というのが来ることがありますが
これはお祈りメールです。

ちなみにお祈りメールを送っていた側としては
まったく祈っておらず超機械的にバンバン送信していました。

先述していますが、
エージェント経由で応募した場合に
不採用の連絡が来た際はフィードバックを求めるほうが
いいと思います。

イギリスでは、直接応募した場合も
採用担当にフィードバックをもらえるらしいです?
(やったことないので実際のところ不明)

不採用なもんは不採用なので
「フィードバック求めてくるとかうざぁ」
と思われても問題ないので
今後のために、自分のために、
「フィードバックください」
と一応聞いてみたほうがいいと思います。

 

また、結構エージェント経由の応募でも
直接応募でも連絡が来ないことがあります。

私は28社応募して
不採用連絡が来たものが17社
採用も不採用も連絡が来なかったものが10社
内定1社
でした。

もちろん不採用の場合は連絡しないという方針の会社もありますが、
書類選考で不採用なら連絡しないのはまだ理解できても
(書類選考の数は半端ないので)
面接して不採用の場合に連絡しないのは
ちょっとどうなのかなと思います。
(新卒採用でもあるまいし)

 

選考結果に納得がいかないこともありますが
自分を選んでくれない会社なんて
自分に合わない会社なんだよと
思うようにして次に行くことにしましょう。

そのうち自分をいいと思ってくれる会社に出会えます。

 

まとめ

YMSビザを持って就活するのは
簡単ではないなと感じましたが
諦めずに続ければ
内定は出ます!

過去のYMSの方のブログも拝見して
わりと簡単に内定獲得している人もいますが
苦労している人もいました。

でもやっぱり心が折れそうになっても
頑張った人はみんなイギリスで働く夢を
叶えています!

 

私も一時期焦って、
正直どこでもいいから
オフィスワークで内定ほしい!と
思っていましたが
最終的には希望していた
「セントラルでのオフィスワーク」
の夢を実現することができて感無量です。

前職と同様、
ランチは外で食べれてカフェに行ける環境じゃないと
やっぱり無理…と思った。

 

あと、YMSをなめてくる日本人・採用担当者がいるので
自分をリスペクトしてくれる
同等に話してくれる会社から
内定をもらえてよかったと思っています。